第7回研究会
日時 6月 11日(金)午後2時より
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有機ELの現状と今後
開催主旨
有機発光ダイオードあるいは有機ELは、有機半導体薄膜に電子、正孔を注入することに
より発光を得るもので、ディスプレイや照明への応用が期待されている。すでに、国内では
有機ELテレビやPDA、携帯電話のメインディスプレイに応用されているが、
テレビやPDAは生産中止となってしまっている。有機ELテレビのXEL-1を見ていると、
確かに画質や動画表示 特性は液晶テレビに比べて格段に優れている。しかし、
液晶テレビの低価格化が有機ELテレビの実用化への大きな障壁になっている。
一方で、テレビに比べると製作プロセスが簡単となる有機EL照明に注目が集まっている。
薄く、軽く、フレキシブル、かつ、発光色制御が可能である光源は、全く新しい機能を
備えた照明となり、我々の生活を一変させる可能性がある。有機EL照明の寿命や電力効率が
向上し、市販レベルになれば、照明デザイナーが新しい照明の価値を創出する段階になる
はずである。
このような背景の下、有機EL研究で著名な先生方をお招きし、有機EL照明を意識した
基礎から実際に至る研究会を企画した。まず、森先生に有機ELの基礎について
最近の話題も含めたお話をいただく。今一度、有機ELの基礎を復習する機会としたい。
次いで、三上先生に有機ELの光取り出し効率について実験、理論両面からお話をいただく。
一昔前は光取り出し効率はざっくり20%という話があり、この値のみが詳細な考察なしで
一人歩きしていた感がある。緻密な光波伝播のモデルを駆使すれば正確に光取り出し効率が
予測できることを学びたい。最後に、菰田先生から有機EL照明の基本、現状、将来を
お話いただき、有機EL照明と有機ELディスプレイの考え方の違いを学び、今後の展開への
礎としたい。
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プログラム
- 14:00-14:10 内藤裕義 (大阪府立大学) 開会のごあいさつ
- 14:10-15:10 “有機ELの基礎と最近の話題” 森 竜雄 (名古屋大学)
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- 15:10-16:10 “有機ELの光取り出しの基礎と最近の話題”
三上 明義 (金沢工業大学)
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- (休憩)
- 16:30-17:20 “有機EL照明の最近の話題” 菰田 卓哉 (パナソニック電工)
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- 17:20-17:30 閉会のごあいさつ 小関 史朗
共催:大阪府立大学ニューフロンティア材料研究会
Modified on June 12, 2010.
Edited by Shiro KOSEKI.