( 1回後期 金曜2限 )
コンピュータを使って、科学技術計算用のプログラミング言語 として幅広く用いられているFortran77 (最も基礎のバージョン) を習得します。広範な科学計算問題をコンピュータ上で処理できるようになることが、本演習の目的です。 テキストに従って演習を行います。適宜試験等を行い、 平常点20点と試験等の80点を評価して成績をきめます。合計点60点以上で合格とします。
テキストは、ここからダウンロードしてください(マウスで右クリックして、”対象をファイルに保存”を選択することでダウンロードできます。ファイルを開くための暗号は%kisoB2%です)。
1. 基本情報
配当年次 | 1回生 |
配当学部・学科 | 理学類、分子科学課程 |
開講曜日・コマ | 後期 |
教室 | 学術情報センター 3階実習室 |
2. 担当教員 (E-mailには、c.s.osakafu-u.ac.jpをつけてください)
担当教員 | 麻田 |
連絡先(教室場所) | A13棟4階403室 麻田研究室 |
(E-mail) | asada@ |
オフィスアワー | 随時 |
(場所) | 麻田研究室 |
講義情報URL | このページにて |
3. 授業目標
分子科学、物理科学の分野で必要となる数値処理の基礎をフォートラン(Fortran)言語を通じて習得することを目指します。
今日の理科系・技術系の研究・業務の現場では、いかなる数値処理もコンピュータを用いないで行われることはありません。各種のデータを数値計算、数値処理するために簡単なプログラムを作成し、コンピュータで処理を行う能力を身に付けることを目標とします。
4. 電子テキストと配布テキスト
電子テキストをこのページで配布しています。
5. 参考書
Fortran 文法ハンドブック(ソフトバンククリエイティブ1989)
ザ・Fortran 90/95 (サイエンス社1999)
6. 関連科目
前期情報基礎をすでに履修していることを前提に実施します。
7. 授業予定
日時 | 授業内容の概略 |
1 回目 | テキストのダウンロードと作業環境をパソコン上で整備する。 秀丸エディタを使って、プログラムを入力する。 プログラムの作成方法とコンパイル方法 |
2 回目 | プログラムのコンセプト |
3 回目 | 入出力文(キーボードから入力し、モニタに出力する)、四則演算、 変数型について解説 p.5 |
4 回目 | DO文、配列変数の解説 p.8 |
5 回目 | IF文、DATA文、GOTO文の解説 p.13 |
6 回目 | ファイル入出力 p.17 |
7 回目 | 演習問題(問題13から18まで) |
8 回目 | 演習問題(問題19から21まで) 中間試験等(問題21まで) |
9 回目 | 演習問題(問題23から26まで) p.24 |
10 回目 | 数値変数の書式について p.24 |
11 回目 | 文字型変数の書式について p.28 |
12 回目 | 最小二乗法(1) p.30 |
13 回目 | 数値微分 p.44 |
14 回目 | 数値積分 p.46 |
15 回目 | 試験等 |
8. 成績評価
中間、期末試験等の成績80点、出席平常点20点で評価。若干の上下あり。
ただし、15分以上の遅刻は欠席扱い。